デジタルと仮想の到達点

こんにちは!
昨今では生成AIやIoTといったテクノロジーの活用が目覚ましく、ますます活発になってきています。そんな状況の中、近年注目を集めている “デジタルツイン”という言葉はご存じでしょうか。
最初に聞いたときは、ツインってなんだろうか、ピークスか?とも思ったのですが…
今回はデジタル技術における一つの到達点とも言える“デジタルツイン”についてお話ししたいと思います。
▼デジタルツインとは?
現実空間の物体や環境から収集したデータを使い、仮想空間上に全く同じ環境をあたかも双子のように再現するテクノロジーのことでした。
▼デジタルツインの意義は?
IoT等で現実空間から収集した膨大なデータを基に、仮想空間でリアルに再現することにより、効率的かつ高精度な分析・シミュレーションが可能になります。高精度なリアルタイム監視により、問題発生時には迅速に原因を特定できます。また、デジタル環境で解決策を試行することで、現実空間に制約されることなく最適な解決策を見つけることができます。
これらのプロセスを通じて、生産性を大幅に向上させることができるようになるのです。
検証やシミュレーションに関しては古くからいろいろな手法が取られてきましたが、取り扱いが困難な人体や巨大なインフラといったようなものは、実験動物やミニチュアといったもので代替せざるを得ないという制約がありました。しかし、デジタル化することでそういった制約を取り払うことができるため、様々なものに対してより精密な分析・シミュレーションができるようになるという、デジタルツインの驚異的な可能性にすっかり魅了されました。
実際の活用例については、少し調べたところ次のようなものがありました。
・国の施策の検討への活用
シンガポール政府は、自然環境、建物、道路、車両などのあらゆるデータを集約し、国全体をデジタルツイン化。これにより、最適な都市計画の策定、自然災害のリスク評価・対策、国民への最適な交通ルートの提案など、多岐にわたる施策を可能にしており、国全体の基盤となっています。
・医療への活用
医療においては、患者の体内データをデジタルツインで再現し、病気の予防や治療計画の最適化に活用されています。例えば心臓については生死にかかる部位で、治療リスクが高くなる課題があります。そこで患者の心臓を細胞レベルで再現することで、リアルタイム監視で適切な治適切な治療法をシミュレーションでき、手術の成功率を向上させます。
デジタルツインについてはマクロでは国を、ミクロにおいては人体を再現していると知り、その進展に驚愕しました。
デジタルデバイスの進化は目まぐるしく、今ではAI自らが学習を行うようになり、デジタルデバイスは加速度的に進化しています。将来的には現実空間をデジタルツインで完全に再現する可能性もあるのではないでしょうか。
いえ、もしかすると今私たちが日常で目にして触れるもので、すでにデジタルツインがあるかもしれませんね。