ネットワーク担当おじさんが解説する!Catalyst 3650のOutDiscards対策

はじめに
どうも、お客様先にて社内・外ネットワークを守るおじさんです。
最近、Catalyst 3650のポートでOutDiscardsがやたら出て、「なんじゃこりゃ?」ってなったので、調べてみた話をゆるっと共有します。
OutDiscardsって何?
→ スイッチが「このパケット、流すのやめとこ」って判断して捨てたやつ。エラーじゃないけど、放っておくとビデオ会議がカクついたり、監視カメラが途切れたりするので要注意。
OutDiscardsが出る原因(ざっくり)
- QoSのポリシングが厳しすぎる
- バッファ不足
- ポートの速度差
- ACLにそぐわない通信
ここでちょっと深掘り:制御プレーン vs データプレーン
データプレーン(Data Plane)
→ 実際にパケットを転送する部分。ASICやハードウェアで高速処理。
OutDiscardsは基本的にここで発生します。理由はシンプルで、**「転送できないから捨てる」**という判断。
制御プレーン(Control Plane)
→ ルーティングやQoSポリシー、ICMP、ACLなどの設定を管理する部分。CPUで動く。
ここで設定したポリシングやACLが、データプレーンの挙動に影響します。つまり、制御プレーンの設計ミスがOutDiscardsを誘発することもある。
ポイント:
- QoSやACLは制御プレーンで決める
- 実際のドロップはデータプレーンで起きる
- 古い機種だとなおさら設定とハードのバランスが重要!
対策のヒント(ネットワーク担当おじさん流)
1. 現状確認
show interfaces
- OutDiscardsカウンタを確認。
2. QoS設定を見直す
show running-config | include policy-map
- ポリシングを緩和、シェーピングに変更。
policy-map QOS_POLICY
class VOICE
shape average 1000000
3. ポート速度の最適化
- EtherChannelで帯域増やす。
4. ACLの再確認
show access-lists
図解①:原因と対策まとめ

図解②:OutDiscards発生フロー

まとめ:OutDiscardsは「ネットワーク担当おじさんからのクリスマス警告」
OutDiscardsは、スイッチが「もう無理っす…」のサイン。放置するとZoomがカクカク、監視カメラが途切れ、M365はいつも遅い。
そしてネットワーク担当おじさんの心も途切れます。
クリスマスの予定なんて聞くんじゃない!?
世間はイルミネーション、恋人たちはケーキ、でもおじさんはshow interfacesでカウンタを見てる。
「OutDiscardsゼロになったら、俺にもサンタ来るかな…」なんて思いながら、Catalystの前で一人、ポリシングをシェーピングに変える夜。
でもね、ネットワークは裏切らない。設定を見直せば、通信はスムーズになる。恋愛は難しいけど、QoSは調整できる。
だから今日も言うよ――気づいたらすぐ調査!
それが、おじさんからのクリスマスプレゼントだ。


