Web開発でよく使われるプログラミング言語のご紹介

こんにちは。 
新年を迎えてから早いもので、あっという間にひと月が過ぎようとしています。 
季節は冬真っ只中、冷え込む日が続きますので、体調には気をつけていきたいところです。 

さて、本題ですが、私は主にWeb開発を担当しているので、今回は業務でよく使う言語についてご紹介したいと思います。 
Webに興味はあるけど何から始めるべきかわからない、実際に使うものを知りたいといった方の助けになれば幸いです。 

フロントエンドで使われる言語 

フロントエンドとは実際にユーザーが操作する領域を指します。 
ブラウザに表示される部分の見た目や、ボタン押下時の動作などを作る際に必要となります。 

・HTML/CSS 

HTMLはWebページのコンテンツの構造を示すために必要なマークアップ言語です。 
コンテンツとは、テキストや入力欄(フォーム)、データを表示するテーブルなど画面を構成する各要素のことを言います。 
HTMLでは、どのようなコンテンツを配置するのかを定義し、ページの骨組みを作成します。 

CSSはHTMLと組み合わせて使うスタイルシート言語で、主な役割はデザインとレイアウトです。 
HTMLで定義したコンテンツにCSSを適用することで、色や大きさなどの見た目を変更できます。 
簡単なアニメーションを設定することもできるため、操作に合わせてコンテンツが動くページを作ることも可能です。 

・JavaScript 

JavaScriptはWebページの裏で動くプログラムを作ることができるプログラミング言語です。 
ページのロード中に表示するデータを準備する、クリックするとダイアログを表示する、といった処理が必要な部分は、JavaScriptの得意分野です。 
一部の機能はCSSで再現できることもありますが、より高度な動作を行う場合や、データをやり取りする場合はJavaScriptでのプログラミングが必要となっていきます。 

バックエンドで使われる言語 

バックエンドとはユーザーからの要求に応じて処理を行う部分の領域を指します。 
データベースへのアクセス機能や、複雑な計算処理などを作る際に必要となります。 

・サーバーサイド言語 

Webサーバー内で動作するプログラム(Webアプリケーション)を作成するために必要なプログラミング言語です。 
Webシステムでよく使われるものとしては、PHP、Java、Rubyなどがあります。 
大抵の場合、どのプログラミング言語でも同じことができますが、言語毎に一長一短なのでシステムの要件にあったものが選ばれることがほとんどです。 
また、開発コストを下げるためにライブラリやフレームワークを利用することもよくあります。 
これは余談ですが、Node.jsという実行環境を使うことでJavaScriptでもバックエンドのプログラムを作ることができます。 

・SQL 

SQLはデータベースを操作するために使うデータベース言語です。 
SQL文と呼ばれるデータベースへの命令文を記述することで、データの検索や更新、削除などを行うことができます。 
Webシステムでは、Webアプリケーション内でSQL文を構築し、データベースに対して命令するといった形で、間接的に利用することが多いですが、データベースを利用した処理は機能の根幹であり、開発におけるSQL文法の理解はかなり重要です。

以上、Web開発でよく使われるプログラミング言語の種類と簡単な説明でした。 

今回はプログラミング言語に絞ってご紹介させていただきましたが、Web開発では他にも開発環境やサーバーについての知識、ライブラリやフレームワークなどの作法、これまでの経験則など様々なスキルが必要となってきます。 
この記事を読んで「多すぎる!そんなに覚えられない!」と思った方もいるかもしれませんが、誰にでも始めたての時期はあります。 
一歩ずつ学んでいけば、いずれ自分の思い通りにプログラムを作ることができるようになるので、是非、興味を持ったところから触れていただければと思います。