生成AIとの付き合い方―新卒1年目の気づき―
ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
筆者は今年の4月から新卒で入社し、新しい環境に心を躍らせながら元気にやっています!
業務で取り組んでいることは様々ですが、日々新しい発見や学びがあり、率直に「楽しい!」と思いながら過ごしています。
発見や学びを得るにあたっては、実際に経験した上で気づかされることが多々あります。
そこで今回は、新卒入社1年目の筆者が「最近、身をもって知ったこと」をテーマに書いていきます。
最近、身をもって知ったことは「生成AIとの付き合い方」です。生成AIは、今やニュースで見かけない日はないほど身近になりましたね。
研修のなかでプログラミングに取り組む際にも、生成AIは非常に頼りがいがある存在です。私はOpenAI社が提供する無料版のChatGPTを主に利用しています。
例えば「このコードは合っているか?」と確認したいときやエラーが出た際に、生成AIのプロンプト(生成AIに対して与える指示のこと)にコードを入力すれば、加筆・修正されたコードを出力してくれます。
しかしある日、出力されたコードをもとにプログラムを書き進めるものの、「一見問題ないように見えても予期せぬエラーが出る」、「想定したとおりに動作しない」といったことが起こりました。
解決するために再度プロンプトに打ち込んでも、一向に動作しませんでした。埒が明かず、上から順にコードの意味を調べながら読むことにしました。
すると、当時のChatGPT(GPT-3.5)が学習しているデータが2022年1月時点までとなっていたため、最新の内容に対応できておらず「正しく見えるようで実は誤った回答」を出力していたことがわかりました。
まだ「生成AIにも筆の誤り」と言えるほど完全な存在ではない、ということですね。
要するに、今後生成AIを扱う上では「出力されたものが正しいかどうかを検証できるほどの知識・技量」を身につけておくことが求められるのだと、身をもって知った出来事でした。
けれど、この出来事は私にとって「これからも勉強し続けたい。もっと知りたい!」と思うきっかけになりました。
みなさまが、最近「身をもって知った!」と思ったことはなんですか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。